彩-花鳥画その壱
四君子
可憐に咲く四つの花、梅、蘭、竹、菊は、古代中国の宮廷人にこよなく愛された名花です。いずれも気高く、凛々しさを感じさせるところから、徳高い君子になぞらえ「四君子」と名づけられました。
四季花
四季折々の花、白梅、牡丹、桔梗、南天は、四季の花暦を綴る香り高い名花です。高潔さのなかに華麗さと温かさを感じます。そのほかの花の場合もあります。
梅
厳寒に耐えて花開く梅は、松と梅を加えて「歳寒の三友」と呼ばれ、尊ばれてきました。梅は子孫繁栄と長寿円満を授けるとも伝えられています。
桜
可憐で気品に満ち溢れた日本の名花、桜。暖かな春の訪れとともに、爛漫と咲き誇る美しさはたとえようもないほどです。日本の春の美しさを堪能できます。
南天
昔から鬼門除けとして用いられ、難を転じ、福を招くことから「難転」に通じ、病難や災厄を退ける力があるとされ、縁起がよいとされています。
福寿草
福寿草は寒さのなかで辛抱強く育ち、正月に美しい花を次々咲かせるところから、元日草とも呼ばれています。また、その名の通り、福運と吉運を招き寄せる吉草とされ、運勢好運の霊徳も備えているといわれます。
蘭
蘭は気高さを象徴し、その香りは総てのものを清めるといわれます。
竹
竹は雪の重みに耐え、節を曲げない強い意志を秘めるといわれ、また健康の象徴とされています。
菊
菊は邪気を祓い、長寿延命を授ける高貴な花とされています。
朝顔
夏の風物詩を彩る朝顔。香り高く、清々しさを醸し出します。
紅葉
深い安らぎと郷愁を誘う日本の秋に、紅葉の彩りでなお一層その詩情を引き立てます。
柿
鮮やかに輝く柿の赤は、日本の秋を代表する色といえます。昔から柿は、「嘉来」(めでたいことが訪れる)に通じる縁起のよい果実とされてきました。
瓢箪
昔から瓢箪には病魔除けの霊徳があるとされ珍重されてきました。特に六つの瓢箪「六瓢」は「無病」に通じており、ことごとく病難を追い祓うといわれています。 「千生り瓢箪」は運気上昇を招くとされています。
茄子
茄子は、あらゆる望みを「成す」とされ、福を招き、財をもたらし、商売や事業の実を大きく結ぶといわれています。また、その偉大な霊徳で大願を叶えると信じられています。
*ほかにも、白梅、紅梅、楓、鉄線花、石楠花、睡蓮、海棠、梔子、巌桂、金茨、蓮、芍薬、茉莉花、沈丁花、宵待草、柳、桃、撫子、山茶花秋草などがあります。
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